俺が好きだった小野寺小咲はクラスの皆の性処理当番だった・・・【みなせ】

2025年5月1日

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放課後、教室の窓から差し込む夕日が、彼女の髪をきらきらと照らしていた。
俺がその光景に見惚れるのは、いつものことだった。
昔から、ずっと好きだった。
だけど話すことすらほとんどできずに、時間だけが過ぎていった。
今年、同じクラスになれたときは、本当に嬉しかった。
少しずつ距離を詰めて、いつかちゃんと想いを伝えようって、
そう思ってた。
でも、その日は突然やってきた。
放課後の廊下。
俺が曲がり角の先で見てしまったのは、
彼女がクラスの男子と、いつものことのようにセックスしているところだった。
……どういうことなんだ。
クラスで一番仲のいい奴に聞いたら、どうやら彼女は性処理当番らしい。
……意味わかんねぇよ。理解ができない。
知らないふりをして、普通の顔で教室に戻った。
机に突っ伏して、イヤホンを耳にねじ込んで、
彼女の笑顔を、かき消した。
俺の恋は、始まる前に終わっていた。
でもまだ、心のどこかで思ってしまう。
「せめて、知らなければよかったのに。」